猫な私の甘い恋

……私は、颯さんの隣には居れないと思っていた。颯さんを支えるなんて、できないと思っていた。けれど、今、貴方を私が支えるチャンスをくれるなら……頑張ってみたい。挑戦してみたい。貴方の隣に………居たい…!

「よろしく、お願い…します!」

そう、颯さんに返事をした。

「え?本当になってくれるの?」

「はい。」

「ずっと隣にいてくれるの?」

「はい。颯さんの隣にいて、私が貴方を支えます。ちゃんとできるか不安ですけどね。」

颯さんは喜んでいた。私も嬉しかった。

颯さんの彼女って……うわぁ。

心の中で叫んでいると颯さんが質問してきた。

「でも麗さんって彪に好かれてるよね?」

「はい。そうですけど……?」

なんで今この話?

「彪の彼女って前言ってたよね?」