あ~超痛い!今の絶対猫にやっちゃいけない行為だからね!?

「で、どうして麗に耳と尻尾が生えてんだ?」

あー話さないといけないんですね。分かります。

私は彪に全て話した。猫族の生き残りということや、私はいつも変化して学校に来ているということも。全て。


話し終えて、彪は嫌な笑みを浮かべて、

「あ、これって他に言っちゃいけないやつだよな?」

「当たり前でしょ!」

「俺有利じゃん。ラッキー。」

「え…。」

これってもしかして脅されるパターンですか?

「覚悟しとけよ?」

もうニヤニヤの彪。あー…なんだか悲しい。