猫な私の甘い恋

「まったく。おふざけもこれくらいにしとけよ。やりすぎたら……分かってるな?」

「はい……。」

まぁ脅迫しときゃ大丈夫だろ。

俺は少し安心し、麗のことろへ行った。

いやなんか彪がこっち来るんですけど。

私は少しの寒気を感じながら突っ立っているのだった。

          ○

「ん~!美味し!」

満面の笑みでかき氷を噛みしめる。(溶けちゃうんだけどね。)

「僕、麗ちゃんの笑顔が見れて嬉しいよ。」

黙ってろ。(決して口には出さない。)

隣に座っているのは当然、彪。

中はさっき言った通り、私達の入る余地がないので外で食べてま~す!(なんで私こんなにテンション高いんだろう。)

「いいなぁ。麗ちゃん彪が彼氏なんでしょ?」