カノンは祐也を自分から離して、部屋を飛び出した。
『どうしよう。祐也様とキスしちゃった…ファーストキスだったのに〜!でも、ドキドキしたなぁ』

その頃、祐也も同じ気持ちだった。

カノンはあわてて自分の部屋に戻った。
部屋に飾られていた鏡に自分の姿がうつった。
カノンは驚いた。顔が赤くなったいるから…!
『えっ、なんでっ…?!』
どんどん鼓動が速くなる。今にも破裂しそうなくらいに。
『熱があるだけ!寝れば大丈夫!』

しかしこのドキドキは一夜たっても消えなかった…