たった一人のヒーローへ
15年前、僕はある警察官に憧れていました。正義感だけは強くて、困っている人がいるとほっておけなくて、すぐ危険に巻き込まれる。でもその姿がかっこよくて僕のヒーローでした。でも、ある事故によりあなたは意識喪失になり亡くなりました。20になった僕は、あなたのような警察官になりたくて刑事の道を歩きました。だって、あなたは僕にとってはかけがえの無いたった一人の警察官であり父親だったから。あなたは今の僕を見てどう思いますか?怒りますかそれとも褒めてくれますか。あなたがいつも言っていたように後悔がないように毎日を全力疾走しています。いつか、あなたみたいな警察官になるのが夢です。