I line xx

地下鉄のホームは暖かった


私の心もまるでハルの様に暖かくて


幸せだった


いつもそう


ハルは何か甘い言葉を囁くわけでもない


だけど


時々、私の心を幸せにしてくれる


離れて生活していることの不安も


マネージャーさんの話聞いてをいるうちに


すっと消えてしまった


彼は私のことを


私以上に心配してくれていたのだ


逢えなかったあの日


ハルは


私に逢うために努力をしてくれた


私を迎えにくるという約束も守ろうとしてくれた


その気持ちが


今、愛果の心をとても温かくしてくれていたのだ


クリスマスの近いこの季節


地下鉄から降りて改札口を抜け


アパートの有る街にでた


もう一人じゃない


私にはハルがいるのだ



独りの夜道


空には満天の冬の星


スキップしたいほど


私はハルに出会えたことが幸せだった


誰も見ていない


ホントに少しスキップしてみた



そのまま街灯の下を通り抜けると



足元にスキップしてる自分の影が


長く伸びていく


その幸せそうな影は私なのだ


少し不思議な気がした


そろそろライブの片付けも終わったころかな


ハルに甘えたくて


ラインでハルにメッセージを送った


「暗くて怖いよーお話ししよ。」


返事がすぐに返ってきた