「っ……はっ!!」 乾いた笑いをこぼして、十七夜さんは打ち続ける。 続いて4、5発目も避けていく。 そして、最後。 思いっきり地面を蹴ったかと思うと、私の体はかなり跳んでいて、 そのまま十七夜さんに足を振り下ろした。