「あ、 あの、 部屋の カードキーを…」 「は? 今頃?」 「いや… その、 迷ってしまって…」 「ああ、そう。」 “ああ、そう。” って!! 私にとっては 一大事だったのに!! 「お前等、名前は?」 「えっ、なんで?」 「生徒の顔と名前なんて いちいち覚えてられっかよ。」 「はぁ…。」 なんかさっきから この人、生徒への 扱いがヒドイような…