「お願いしま~す。」 私は それだけ言うと、 ご機嫌で、 鼻歌なんかも 歌っていた。 これで やっと 寮に行けるよ…!! そう思うと、 なんだか急に 疲れてしまい、 お腹が空いてきた。 早く 着かないかなぁ。 「着いたぞ。」 そう思った瞬間、 霧夜が 着いたと言ったので、 私の気分は さらに上機嫌。