その時、 何故か 霧夜が 赤面していたが、 私は、 別に気にしなかった。 「黒斗~!!」 「由希…。」 「あのね、 案内してくれるって!!」 「ん…。」 「じゃ、 行こっか。」 そう言うと、 今度は私が、 黒斗の 手を掴み、 霧夜の方へと、 歩く。