間違えられて いるのは、 てっきり 私だけだと 思っていたので、 びっくりする。 「“も”って… 由希も…?」 「えっ、うん。 俺も3-Sの 所に 書かれてた。」 「間違い…?」 「う~ん、 そうかも…」 「由希~。」 私と黒斗が 話していると、 黎氏が向こうから 声をかけて来た。