「昨日は悪かったな」


俺は朝一で謝った。


「おー…別にいいって♪」


ひどい態度を取った自分が恥ずかしくなる。


こいつは心も広いし、まじいい奴だ。


きっとこいつの彼女は幸せ者だろう。




「それで俺…あれからさ……考えてみたんだ」


「ん?何を?運命?」


「違う。結論から言うと……あ!!先に言っとくけど、まだよくわかんねぇからなっ」


「何だよ〜じらすなよっ」


ニヤニヤしながら俺を見るな!!




「……俺…好きなのかも」


まだ自信はねぇけど、そうだといいなって思う。