LOVE&LIFE

メールをして分かったこと。


雪穂ちゃんは16歳の高校一年生。


近所の高校に通っていて放課後はいつも家の手伝いをしている。


お父さんは昔病気で亡くなって母子家庭で一人で3人育ててくれている母親は一番尊敬しているらしい。


テレビとかあんまり見ないで勉強してるらしい。


だから、俺のこともほとんど知らなかった。


雪穂ちゃんの事知れば知るほど好きになっていく…。


俺、重症だろ…。


「日向〜、早く帰るぞ。」


「ちょっと、待って。」


俺は雪穂ちゃんに返信を打ち優弦の所に向かった。


「お前最近ずっとスマホ見てるよな。」


「そう?」


「依存性じゃね?」


「いや、メールやり取りしてるだけだし。」


「ほら、早く2人とも車に乗って!!」


圭くんが車付近で俺たちのこと呼んでいた。


「スマホ依存症の人は怖いな〜。」


「はぁ!?そう言う優弦はのんちゃん依存性じゃん!!」


「俺はいいんだよ。」


「いいから、お前らさっさと乗れ!!」