「俺によっかかって寝れば?」

「ありがと……。」

私はゆづの肩に頭を乗せた。

昔俺様だったゆづは今や優男だ。

上から目線だけど…。

「いつ産まれるんだっけ?」

「予定日は11月。」

「お、丁度俺と乃莉の誕生月の間だな。」

確かに。

言われてみればそうかも…。

「早く会いてぇなぁ…。」

私のお腹をなでるゆづ。

「ちょ、くすぐったい。」