LOVE&LIFE

「枢木君は23だ。どうだ。受けるか?」

お見合いはしたくない。

だけど、squareが無くなるのはいやだ。

ゆづと別れるのも嫌。

「少しだけ。少しだけ…少しだけ時間をください。」

「分かった。期限は明後日。そこまでに決めろ。」

「はい…。」

私は頭が混乱したままおにぃの車に向かった。

「乃莉どうだった!?」

「お見合いしろって…。しないなら、squareを潰すって。」

「あんの野郎。人間だと思えねぇな。とにかく乗れ。」

「ありがと。」