LOVE&LIFE

「お前に見合いの話が来てる。大手家電企業の息子さんだ。
学歴も良いし、性格も良い。名前は枢木凌牙(Kururugi Ryouga)君だ。枢木君と結婚すれば会社の業績も上がる。」

やっぱり、道具としかみてない…。

ひとりの人間として見てくれてない。

「お断りします。」

「そうか…。仕方ない。」

あれ?

あっさりと認めてくれた?

「じゃあ、squareを潰すしかないな。」

「え?」

squareを潰す?

そんなこと出来るはずかない…。

いや、出来るかもしれない。

アイツならやりかねない。

「いやですっ!!」

「なら、お見合いをするんだな。枢木君の写真だ。」

私は渋々受け取る。

写真を見てみるとカッコイイ男性がいた。

だけど、ゆづには劣るな。