LOVE&LIFE

『今から、来いってさ。どうする?行くなら俺向かいに行くけど。』

「乃莉?どうしたの?」

「蒼乃…。」

『えっ!?なになに、蒼乃いんの!?ちょっ、かわって☆』

このエロ兄貴。

私は仕方なく蒼乃にスマホ渡した。

「やっほ〜。頼人さん。久しぶりだね〜。………え、何?私もう彼氏いるよ〜。なーに言っちゃってるの。相変わらずエロ男だねぇ。」

エロ兄貴、ナンパしてやがるな。

こんなのが兄弟だと思いたくない。

「ナンパするくらいなら乃莉にかわるよん。乃莉、どうぞ。」

「おにぃ、ナンパしたね。」

『ごめんごめん。で、どうする。来るか?』

行きたくないけど、ここで行かなかったら負けたように気になってしまう。

「行く!!今すぐ行く!!」

『分かった。じゃあ、今すぐ迎えにいくから。じゃあな。』