「ゆづ。風邪ひくよ。」

私がゆづの体をゆするとゆっくりと体を起こした。

「おせぇよ……。いつまで待ってると思ってたんだ。」

「ごめん。寝ててもよかったのに。」

「いいよ。俺が待ってただけだし。」

そう言って立ち上がってポリポリと頭をかきながらご飯が置いてある机に向かった。

「食べないの?」

「食べるけど…。その前に一つ聞きたいことがあるんだけど聞いてもいい?」

「何?」

不思議に言う。

「天地さんと付き合ってるってほんと?」

「はぁ!!?なんだそれ!?誰がいってたんだよ!!」

「天地さん……。」

「あいつかよ…。あいつとは付き合ってないし!!誰があいつと付き合うっていうんだよ!!」