LOVE&LIFE

「それじゃあね〜!!」

「うん。またね。」

私は杏華と駅で別れて家に戻ろうとしたその時。

「あれ〜?早紀じゃん。それに、杏華も。おひさ〜。」

「あれ?桐谷じゃん!!久しぶり〜。アンタ、アイドルのマネージャーになったんだって?今度サイン頂戴よ〜。」

「あはは。今度な。早紀送ろうか?」

は?

なんで私?

杏華もいんじゃん。

「アンタ、私はいいから杏華送りなさいよ。私は平気。」

「嘘つけ。平気じゃない癖に。」

自信満々に言う圭。

「お邪魔しちゃ悪いから帰るね!!またね〜、早紀、桐谷。」

スタスタと帰っていっちゃった。