「鳳鳴の芸能課も随分と落ちたもんだねぇ。」

深いため息をつきながら言う風見さん。

重苦しい空気が流れた。

気まずい。

「暇だから。俺も手伝うよ。」

「いや、いいですよ。」

「いいの☆俺こういうの大好きだから。何からやればいい?」

近くのクラスメイトに聞きに行った。

風見さんの近くにいた女の子たちはぼーっと立ち尽くしている。