LOVE&LIFE

「なんで、ビショビショになってまで来たの?」

「いや、打ち合わせが終わって車にいる時雷がなったから乃莉恐がってると思ったから?」

だからって、ビショビショになってまで来ることないのに…。

「でも、冬輝達と一緒にいたんだろ?俺びしょ濡れになってまで来ることなかったな。」

「そんなことない!!」

私はゆづの服をギュッと掴む。

「嘘、嘘。冗談だよ。」

冗談か。

良かった。

「へっくし。」

「大丈夫?」

「服が濡れてるから、冷えたのかも。」

「早くシャワー浴びなきゃ!!!」

私はゆづの腕をグイグイと引っ張りながら部屋に連れてった。