LOVE&LIFE

「うひゃ…。」

変な声出ちゃった…。

雷なるから…。

『うひゃって…。』

くすくすと笑ってる。

「雷なるから…。」

私は涙目になる。

目頭が熱い。

「なんで、電話してきたの?」

『お前、雷苦手だろ?俺が居なくても平気かと思って。』

心配してかけてくれたの?

嬉しい。

「ふゆ達と一緒にいるけど…。」

『冬輝達とぉ?ほぉ、冬輝に抱きついてるわけ?』

え。

なんか怒ってる?

声が怒ってる?

「だ、抱きついてないよ!!冬輝達の部屋でうずくまってる…。」

『はぁ。ったく、お前今から寮の玄関に来い!!電話きるんじゃねぇぞ。』