日曜になって乃莉と一緒に乃莉の母さんのお墓に行く日になった。

「ねー、変装しなくていいの?」

「大丈夫。強力な助っ人呼んでるから。」

「助っ人?」

強力ではないと思うけど。

「あれ、ゆーくんどこ行くの。」

「げっ、遼。」

「げってなんだ。これでもメンバーなのに。」

よりにもよって関わりたくない奴にあってしまった。

「もしかして、squareの遼さんですか!?初めまして!!」

「あー、Nonoちゃんだ。ドラマ見てたよ。」

「ほんとですか!?ありがとうございます!!」

「遼、俺らそろそろ行かないと行けねぇんだけど。」

「あー、ごめんごめん。じゃあ、最後にNonoちゃんちょっとこっち来て。」

そう言うと遼と乃莉がこそこそ話をしていた。