「私、看護師の中で本当に新人であれなんですけど…話聞いたりするのは全然大丈夫なので、相談あったら気使わずにしてください。」
涙が止まらなかった。こんな見ず知らずの私に、話を聞いてくれるなんて言ってくれて本当に嬉しかった。
そして斎藤さんと別れて、部屋に戻った。
「よし、帰ろう」
「うん…」
でも帰ったはいいけどなんにも手につかない。
明日から学校…絶対無理だ。
私はリビングに行った。
「あのさ、お母さん…学校行けない。でも…いつかは必ず行ってみせる。」
お母さんと目があう。
「そう…無理しちゃダメよ??そして、ルイ君のお見舞いは毎日いくこと!いい?わかった?」
「うん!本当にありがとう。お母さん」