家につき
鞄をベット置くと
制服を脱ぐ。
綺麗にバンガーに掛けて消臭スプレーをした
そしてパタリとベットに倒れ込んだ
今日も疲れた..
起きたら..ご飯..作らなきゃ
そう思いながら目を閉じる
夢を見た。
私とママとパパがいて
3人で車で水族館向かっていた
その日は私の誕生日でずっと
行きたいと言っていた水族館に連れていってくれる
ということになっていたのだ
しかし悲劇はおきた..
よそ見をしていたトラックが
反対車線から暴走し
私たちの車に突っ込んだ。
ママとパパはわたしのことを抱きしめ
必死に守ってくれた
私には2人の血が大量につき
私をだきかかえる2人が
最後に 大好きだよ と呟いたのを
聞くことしか出来なかった
ママぁぁ。パパぁぁ。泣き叫ぶ私には
冷たい雨が降り
どんどん二人の温もりを奪っていった
わたしは自分を責めた
私がいなければパパとママは死ななかった
親戚にたらい回しにされ
気を使う生活にうんざりして
一人暮らしをする決心をした。
唯一信用できる叔母ちゃんは
遠くに住んでいて仕送りをしてくれる。
しかし場面が急に移り変わり
あの日、私が蝶夜を追い出された日になった

