あなたは私を信じられますか?

おまえ!

と声がして手を掴まれた。
驚いて振り返ると
そこにはイケメンがいたっ!

おまえ。探してたんだけど!

とすごい剣幕で迫られるが
なんのことかわからず

え?こんなブスに何のようですか?
あなたみたいなイケメンの友達はいません!

と言ってしまった。
イケメンは目を丸くすると
いきなり笑いだした。
わたしはどうすることも出来なくて
オロオロとしていた。

ようやく笑い終わったイケメンは
さっいくか!

と手をつかみ歩き出した。
ど、どこいくの?

と聞いても秘密ーといわれ

ズルズルと引きずられて行った。

イケメンは立ち止まった。
ここどこ?!
と聞くと

俺らの基地

と満面の笑で答えられた。
基地という割に落書きだらけのそこをみて

か、帰るっ

と言ったものの捕獲され
中に入れられた。