あなたは私を信じられますか?


なにかに取りつかれたように
一目散に鞄へはしり
ペンケースからカッターナイフをとりだす

かちっかちっ

と音がなり鋭い刃が現れる
左手首に当てさっと擦ると
紅い血がにじみポタポタとたれた。

死ぬ気なんてない。
だけどこうでもしてないと
安心出来ないんだ。
自分の生きている意義を見つけられない

痛みなんか感じない
笑うことの出来ない自分は

なんで生きているんだろう..

床に突っ伏して泣いた
今日はよく泣く日だなぁなんて
頭の片隅で考えながら..