クラスは1-C席はとりあえず番号順になっていた。
朝野は「あ」からはじまり、茅野は「か」からはじまるので席は離れてしまった。
私は少し寂しい気持ちになっていました。
入学式も終わりクラスに戻った。
10分かんの休憩時間に私は飛鳥の席に行った。

「飛鳥〜やっと終わったね〜」

「いやいやまだ終わってないけどね〜ってかさ、校長の話長すぎてしかも内容つまらなすぎて疲れたわ!!」

「ホントだよね!」

2人で喋っていると
「ねえねえ、そこの可愛い2人!」

私と飛鳥は振り向いた。でも決して私は自分可愛いとか思ってる訳では無い。

「僕は大庭勇人!勇者の勇に人と書いて勇人(はやと)だよ!」

勇人はそこそこイケメンで少しナルシストっぽい仕草をしていた。

「勇人は校長の話覚える?」

飛鳥が勇人に話しかけた。

「えっとー」

私は勇人の目が泳いでいたので聞いていなかったんだなと思ったので笑った。
すると少し勇人の顔があかくなった。

「そ、そう言えばふたりの名前何て言うの?」

私と飛鳥はあまりに必死そうに聞いてきたのでかおを合わせて笑った。

「何で笑うんだよー」

「アハハごめんごめんあまりにも可愛いから」

勇人はまだほほを紅くした

「私は朝野夢花!夢に花で夢花(ゆめか)!」

「私は茅野飛鳥、飛ぶ鳥って書いて飛鳥(あすか)だよ!」

「夢花、飛鳥2人とも可愛い名前だね!よろしく!」

「こちらそ!勇人もかっこいい名前だね!」

勇人は顔がにやけながら

「だろ?!僕にびったりの名前だよな〜♪」

そして仲良くなりやはり勇人がナルシストだということが分かった。