ーー……
「美味しい」
花火が上がるまで、屋台をブラブラ見て過ごすことにした私たちは
射的をしたり、尚哉くんにりんご飴を買ってもらったり、楽しく過ごしていた。
「一口ちょうだい」
そして今は私はイチゴのかき氷、
尚哉くんはたこ焼きを食べているところ。
尚哉くんにかき氷のお金も払ってもらっちゃったけど、ほんとにいいのかな?
お金を払うって言っても、受け取ってもらえなかった。
「えっ……」
一口ちょうだいってこのままあげたら……もしかしなくても、間接キスになるよね?
でも尚哉くんはそんなこと全然気にしてなさそうで。
私が深く考えすぎなのかも。

