イケメン王子と甘いKiss



「ごめっ……んなさい」


ここで泣いたら面倒な女だってことはわかってるけど……


涙は止まってくれない。


「悪ぃ……泣かせるつもりじゃなかったんだよ……。お前が、」


私が泣くなんて思ってなかったのか、焦り出す三浦くん。


三浦くんは私の手をぎゅっと掴んで、何かを伝えようとするけど


これ以上傷つきたくなくて、私は三浦くんの手を振り払って逃げてしまった。


行くあてもなく、ただひたすらに走る。


私ってやっぱり恋愛に向いてないよ……。


気づいたら校門のとこまで上履きで走ってきたみたいだった。


もう帰っちゃおうかな……。