「えっ、何言ってんの!逆だよ、逆!」 へっ……? 逆って……? 「えっと……?」 私はよくわからず、花に聞き返した。 この格好、似合ってるってこと……? いや、まさかね。 だってさっき三浦くんは無反応だったし。 「莉優、超可愛いよ!三浦はなんて?」 花の“可愛い”という言葉に照れる私。 だけど、それはお世辞だよねきっと……。 だって。 「三浦くん、何も言ってくれなかった……。私、やっぱり似合ってないのかなぁ」