ーー……
「え、ほんと!?」
それから、教室まで三浦くんと一緒に帰った。
このクラスになって約2ヶ月。
私と三浦くんは接点なんて一つもなかったと思う。
多少は話すけど、それは業務連絡的なことしかない。
だから私の友達……中田花が驚くのも無理がない。
「うん……。私もビックリだったよ。でも嬉しかったからオッケーしちゃった」
「よかったじゃん!それにしても三浦が莉優のこと好きだったなんてね〜」
今までろくに話したこともないのに私のどこを好きになってくれたんだろ……?
そうは思うけど、やっぱり好きな人と付き合えるって事は嬉しかった。

