「私いまでも十分幸せだけど、尚哉くんにいっつも貰ってばっかで全然返せてないなって思ったの。 だから手作りのお弁当を渡して、喜んでもらいたいなって。」 「なるほどね。そういうことなら私が莉優に料理をレクチャーして、三浦の胃袋を掴まなくちゃね!」 私が言いたいことを全部言う前に花には伝わったようだ。 「ありがと、花」 「言っとくけど私厳しいからね〜?」 そんな風にふざけて言う花が面白くて、でもいまの私の実力を考えたら全然笑えないなーなんてことを思った。