「私、無理だよ……?」 何となく、尚哉くんの伝えたい意図を汲み取った私はそう言ってみる。 「うん、そうだよな。 別に本気じゃねぇから気にすんなって。 それより莉優、俺に渡すモノねぇの?」 あ、本気じゃないのね……。 それはそれで何だか複雑だけど…… どのみち作れないんだから仕方ないよね。 っていうか、渡すモノってクッキーだよね……? 尚哉くんは私からクッキー渡されるの待ってたのかな……。 だったら嬉しい。