梶本さんが教室を出て行くと、つられるように他の女の子たちも教室を出て行った。
だけどみんな手に持っていたクッキーは尚哉くんの机に置いていったけど……。
「はぁ……。
邪魔なヤツらもいなくなったし、昼飯食おーぜ」
尚哉くんは購買で買ったであろうパンを持って、私の方へ来る。
あ、そうだよね……。
尚哉くんと昼ごはん食べるんだった……。
なんか今の出来事がえらく長く感じて、今から昼休みだってことをすっかり忘れてた。
私も急いで自分の席へ戻って、お弁当を取り出す。
先に教室から出て行って歩き出した尚哉くんを追いかけた。

