「嘘じゃねーって。
莉優、聞いて?」
そう言う尚哉くんの声はやけに優しくて、とりあえず話を聞こうと思って小さく頷いた。
「俺さ……好きなヤツの前だと素直になれねぇんだよ。
ほんとは誰よりも可愛いって思ってんのに照れくさくて何も言えねぇ」
尚哉くんはポツリポツリと話し出す。
「今日のその格好だって可愛すぎて
他の男には見せたくねーって思ったんだよ。
莉優には莉優だけの魅力があるんだって。
俺はお前じゃないとダメなんだよ……」
う、そ……。
尚哉くん、そんな風に思っててくれてたの?
だってそんなこと一言も言ってなかったじゃない……。
そんなの、似合ってないんだって勘違いするでしょ……?

