教室のドアを開けた瞬間 このクラスの雰囲気にのまれた
転校生である私たちに向けられた好奇の視線
かなり、突き刺さっています
田中先生「この2人が、今日からうちのクラスに仲間入りする国山と 結城だ。じゃー、軽く自己紹介して」
玲那「じゃあ!わたしから!」
玲那「結城 玲那です。凪とは、小さいときから一緒で、凪のことならなんでも知ってます!これからよろしくお願いします!」
凪「はじめまして!く……国山凪です。友達をたくさんつくりたいと思ってます!!よ…よろしくお願いします!」
私たちが言い終わったあと クラスのみんなが
「よろしくー!」とか
「友達になろー!」とか
「かわいー♡」とか
言ってくれたり、拍手してくれたりして、すっごいうれしかった
最後のやつは ちょっと意味わかんなかったけど…
田中先生「じゃー。2人の席は後ろの方の空いてる席だから。」
と席に行くように促された
みんなの横を通って行くときに体に穴が開きそうなくらい視線が私たちに向けられてた
私たちの席は 6列あるうちの 1番後ろの真ん中の2列で、片方の隣は玲那だけど もう片方は……
なんと!
さっき校長室を教えてくれた目つきが悪いけど笑顔がかわいいイケメンくんではないですか!
なんか、声かけたほうがいいと思ったけど、なにを言えばいいのかわからなくて
凪「よろしくね」
としか言えなかった
