クラスまでの廊下で、田中先生はだいたいの学校生活について教えてくれた
「朔のことだから、学力あればいい とか言ったと思うけど掃除だけはサボるな。あとでめんどくさいからな。まぁ、たまにはサボることも大事だけど、掃除当番の恨みは怖いからな」
え、掃除するの?学校の?
凪「学校の掃除をするんですか?」
学校の掃除なんて、アメリカでは考えられなかった。業者の人がいつもピッカピカにしてくれてたから
「あぁ。授業が終わったあとの放課後にな。俺のクラスは当番で決めてるよ」
『へぇー』
なんか、楽しそう!
田中先生「掃除がそんなに楽しみか?」
『はい!!』
田中先生「変なヤツらだなー。アハハハッ」
田中先生が笑ってるうちにクラスに着いたようだ
田中先生「ここが、俺たちのクラス。1-Dだ。俺が呼んだら入ってきて。あと、自己紹介してもらうから ちょっと考えてて」
玲那「りょうかいです。」
ガラッ
