「おい、そこで何してんだ。」
『ビクッ!』
あまりに低い声だったから、思わずびっくりしちゃったよ
恐る恐る振り返ると……
高身長のちょーイケメン!!!
私のどストライク!!!
だけど、目つきがちょっと怖い…
「なに、強盗?」
校内地図を持ってウロウロしてたら間違えられても仕方ない……
って、ちがうでしょ!!
玲那「校長室を探してて」
凪「一応、制服着てるのでそうゆうかんじのではありません!」
言い切ったとき、怖い目と目が合った
一言でいうと、「殺されるかと思った」
なんかのレーザービームがでていてもおかしくないくらいに 眉間にシワをよせて
「校長室?あぁ。どうりで、見たことがない顔だな。転入生か?」
玲那「はい。」
男はそうか といって、眉間のシワを解除した
「だったら、校長室は、そこの階段を4階まで登って右の1番奥だ。」
凪「あ…ありがとう!」
「じゃあな。また会えるといいな」
手をあげて向こうを向くときの横顔がクシャって笑ってて
見えたのは一瞬だったけど、すごいながい時間だったような感じがして
なんか、幸せな時間だった
