これまでもそうだったが何の連絡もないまま一ヶ月が過ぎた。



葵はあのキスはお遊びだったのだと思い込むことにしていた。



トランジットの合間の軽いお遊びだ。



忘れなきゃ・・・



紫月なんて・・・



そんな事を思っても忘れられるはずは無かった。