『葵、愛しているよ』


愛しているよと言う時の紫月の甘い声が聞こえると葵の胸はドキドキと暴れ始める。


「紫月 大好き」


『大好きだけ?』


からかった声が聞こえる。


「もちろん愛しているよ」


少し照れた声の葵だった。


『上出来 じゃあな 日本へ帰ったら眠らせないから覚悟しておいて』