「すごく綺麗・・・・」


旅館に泊まった時に来た浴衣とはちがう豪華な振袖だ。


雑誌やTVでしか見た事がなかった。


「紫月様がお選びになったんですよ」


振袖の横に貴子がいて教えてくれた。



「紫月っ!ありがとう」


座っている紫月に抱きついて頬にキスをした。


「頬にキス?」


片方の眉を上げられて葵は恥ずかしそうに唇にキスをした。


貴子が傍にいるのでちゅっと音がする軽いキスだった。