ロビーに着いた所で大きなホテルの箱を支配人の男性がボディーガードの一人に渡しているのが見えた。



「ミスター・ユウキ またお待ち申し上げます」



支配人の男性は恭しく頭を下げると紫月は軽く頭を下げた。



ホテルを出ると車のドアが開けられた。



先ほどと同じように葵を先に乗せてから紫月も乗り込んだ。



そのまま2人は葵の家に向かった。