琴「ぅ、学校何か嫌いだ!」

私の声が家中に木霊する。

寂しい思いを誤魔化すように学校に行く為の準備をした

私は倉橋琴葉(クラハシコトハ)

朝起きたら8時30分遅刻確定だなぁ…てことは、

琴「急がなくて良いよね?」

勝手に自己解決している間に準備が終わり、靴を履き私1人しか住んでいない家に向かって

琴「行ってきます!」

って、家族も住んでいないのに言う必要ないか…

玄関を閉めて鍵も閉めた

今日の授業は寝ない!…と私自身もそれは無理だなと思いつつ、私が通っている学校、タチバナ高校へ向かった