「美白ちゃん、これ食べない?」
「あっ、食べたい!」
さすが男子が揃うとよく食べる。肉もかなり多めに買ったけど残りわずか。それに加えて圭なんて空の缶ビール(350ml缶)がもう山積みになってるし…。蒼くんはチューハイを一杯飲んで、美白ちゃんと優斗くんと北斗くんはジュース。私も運転があるからお茶かジュース。
味の濃いものばかり食べていたから、口の中をさっぱりさせたくて。ばあちゃんが昨日作って差し入れしておいてくれたレモンシャーベットを取り分けた。
「酸っぱくて美味しい!」
「さっぱりするね。ばあちゃんお手製なの」
日差しは強いけど、縁側に座っていると風が吹き抜けて気持ちいい。祥太は食べ疲れと遊び疲れで眠ってしまった。
「なつみさん。以前は本当に失礼な事を言ってしまって…すみませんでした」
「ん?何のこと?」
美白ちゃんと会ったのはバーベキュー以来だし…何かあったかな。
「オバさん呼ばわりして…。私、あの時は完全に自分を見失ってました。北斗くんの後つけたり追いかけ回したり…嫌われるに決まってますよね」
「前に謝ってくれたじゃない。気にしてないよ。最初に言われた時はショックだったけどね。甥っ子がいるとはいえ、二十八でオバさんかぁ~。でも見た目ボロボロでヨボヨボだったしなぁとか色々思って」
今もそうだけど見た目は本当にボロボロ。目の下のクマは取れない、顔も小顔というより頬の肉が落ちて痩けた。それこそ髪を振り乱している時もあるし。そんな姿を見たら私もそう思うかも知れないな。
「蒼くんと仲良くやってる?」
「はい。お互いうるさいから言い合いになる時もあるけど」

