目を閉じて聴いていると、 ピコン 「本当にごめん。僕も行きたかった。絶対に次行こう」 きっと大切な用事なの、わかってた。 いつもそんなことメッセージでは言わないのに、返事が返ってこないのを焦った彼が慌てて送ったのだろう。 ほろり、涙と、笑顔がこぼれた。