黒猫の香音(後編)

「もう良い!!!

勝手にしろっっ!!!!!!!!!」


そう言って香音は持っていた店の鍵を投げ付け、怒りマークを顔に沢山付けながらその場からさっさと出て行った。



乱暴に引き戸が閉められた後、取り残された航聖は一人で小さな鍵を眺めていた。



「ハハッ、久し振りに見たな。

アイツがあんなに"感情的になっている所"。」








_一方ズカズカ歩く香音も同じ事を言っていた。




「久し振りに人前であんな感情的になった…!!!」