黒猫の香音(後編)

「………!!?」




あまりの急展開に香音は訳が分からず困惑して言葉すら出なかった。




だが、今迄遭ってきた出来事を冷静に振り返ると何となく其の答えに辿り着くのが解った。





俺な…




一度でえぇからずっとあんなガキを"いてこましたい"思うとったんや。






"まだ"だよ、馨。





「…………!!」




…あぁ、そうか…陽は"そもそも殺されてなんかいなかった"んだー




其れに、母さん言葉の"本当の意味"はー






「…"やる事が未だ残ってる"って、そう言いたかったんだね。

母さん。」






そう静かに呟きながら目を閉じる香音を見ながら陽と呼ばれた其の人物は瑠華に尋ねた。