其れを聞いた瑠華は小さく溜め息を付いて一言言う。
『まぁ、とにかく無事で良かったよ。
終わったんなら早く来いよ、航聖さんが待ってる。』
「うん、分かった。
有難う。」
そう言って香音は携帯を切って顔を上げると美月と目が合う。
其れに応えるかのように美月は香音に行った。
「…行っておいで、此の店の"ゴミ掃除"は私達が上手い具合しておくから。
山中(やまなか)、馨が足撃たれてるから付き添い頼むよ。」
「はい。」
側近の山中は香音に近付き、肩を貸す。
「母さん、有難う。」
そう言うと香音と山中は店の中から消えて行った。

