倒れるまでの間が…こんなに長いなんて… 航聖は遠退いていく意識の中でずっと『二人』の事を想っていた。 …………『陽』……… …………『馨』………… …………御免な…………… …………最期まで………… …………何も……………出来なか………た………… やがて視界が閉ざされると航聖は流れる鮮血と共にその場に倒れ込んだ。